痛みはプレゼンスへの入り口

大晦日から新年にかけて、6~7年ぶりの高熱を出しました。 わたしは体の痛みがあると、それを入り口にしてプレゼンスに立ち戻りやすくなるのですが、今回も熱に伴う頭痛や関節の痛みをひとつひとつ感じるうちにプレゼンスが深まり、発熱の苦しさはあるのですが、「総和として幸せ」という、プレゼンス独特の感じを味わううちに、突然、「すべては護られているんだ」という圧倒的な安心感に包まれました。
そしてこの強い実感とともに、レナードさんの言葉を思い出しました。

「生命の始まりから、あなたが誕生するまで、
あなたの唯一の体験とは、母親の子宮内でのことでした。
子宮内はとても安全だとあなたは感じていました。
子宮内はまるで楽園のようでした。
ところが、あなたはその楽園から放り出されたのです。
あなたは未知の世界に誕生しました。
これはあなたにとって、実にトラウマとなる体験となったのです。
誕生時における分離という体験が非常に強烈だったので、
あなたは依然として切り離されていると感じているのです。
ところが実際には、
あなたの最初の未知の体験は、
繋がるという拡大していく意識へと導くものだったのです。
あなたにとっては小さくなりすぎた母親の子宮から、
より広い子宮である全存在の子宮へと、
ただ単に引っ越したに過ぎなかったのです」
(途中、一部中略あり)

熱のさなか、圧倒的な安心感に包まれながら、ああレナードさんがおっしゃっていたのはこのことなんだ、この世界はほんとに文字通り子宮と同じ楽園そのものだったんだ、とわたしは感じ、その事実に驚きと喜びでいっぱいになりました。
熱の痛みが喜びの入り口になり得ることを、改めて思い出しました。(40代女性)