抑圧した感情とインナーチャイルドの真の癒し

抑圧した感情が湧き起こってきたときは、あまり心配せずに、今この瞬間に在ることに焦点を合わせましょう。そうすれば、感情を感じるのが容易になります。
感情は過去のストーリーを伴って現われるでしょう。しかし、ストーリーを信じ込んではなりません。

あなたは、まるで二つの役を演じているような感じです。あなたは、愛を強く欲しています。悲しんでいます。傷付いています。怒っています。非難しています。あなたは、感情を完全に、そして忠実に表現しています。

そのもう一方では、抑圧した感情が湧き起こってきたときに、あなたは完全に今この瞬間に存在しています。感情があなたの内から現われてきたとき、あなたは全体の成り行きを観つめています。その感情は今この瞬間とは一切関係のないことだと、あなたは知っています。その感情はただ過去が完了のために現われただけだと、あなたは知っています。ですから、どちらかと言えば、あなたは、このすべての体験を心穏やかに楽しんでいるでしょう。

これはセラピーではありません。あなたは、何かを修復しようとしたり、何かを排除しようとしたりしていません。苦しい感情を抑圧するという、あなたが子どもの頃に決断したことを、ただ訂正しているだけです。あなたは抑圧した感情に存在して表現する権利を復活させているのです 。

子供の頃のあなたは、感情をどのように扱っていいかわからなかったために、その感情を抑圧することにしたのです。

しかし感情はただのエネルギーです。感情はあなたの一部になるためにあるのではなく、メッセージを届けたら、あなたの中を通り過ぎて、3秒もすれば去っていくはずのものです。私は欲しいものを受け取っていない、欲しくないものを受け取っている、というようなメッセージです。

抑圧することによって、感情はあなたの一部となってしまいます。目覚めつつある大人としてのあなたの役割は、その抑圧された感情を解放することです。抑圧された感情に、その旅を完了させてあげましょう。

しかしながら、あなたは感情を誰かにぶつけることなく、責任を持って感情を表現することが可能です。責任を持って表現された怒りは笑いに至ります。悲しみが湧き起こってきたら、泣きましょう。すぐに悲しみは消えていき、喜びに取って代わるでしょう。バイオリンが正しい音を奏でるように、正しい音を出すことができれば、一生の間持ち続けていた怒りを、3秒で解放することもできるのです。
 
怒りがこみあがってきたときはあなたではなく、怒っているインナーチャイルドがただ単に触発されているだけです。インナーチャイルドはマインドの一部で、過去に属しています。

あなたの中に怒って傷ついているインナーチャイルド、要求をたくさん持っているインナーチャイルド、恐れているインナーチャイルドがいるのです。そのため、怒りが湧き起こるときは、それはあなたではなく、怒っているインナーチャイルドが単に触発されているというだけです。あなたの役割はインナーチャイルドの感情を完了させて癒してあげることです。

プレゼンスで瞑想して、そのインナーチャイルドを抱きしめてあげるといいでしょう。いまここに在るあなたは愛そのものです。その愛が無限に広がっていき、そして、過去にも広がっていき、そのインナーチャイルドを無条件の愛と深い思いやりと受容で抱きしめます。

ストーリーに巻き込まれないよう、怒っているインナーチャイルドを受け容れてあげましょう。インナーチャイルドが抑圧している感情を完了させてインナーチャイルドを癒してあげましょう。
インナーチャイルドを真に癒せるのは、いまここに在るプレゼンスの次元のあなただけです。

このページの記事は、レナードの著書『JOURNEY INTO NOW「今この瞬間への旅」』の一部に、レナード自身が補足したものを入れてまとめました。

京都サンデーワークショップにて。インナーチャイルドのワーク

レナードはワークショップやリトリートで、抑圧した感情やインナーチャイルドの真の癒しをテーマにしたワークにも取り組み、目覚めの障害となる側面に対して、的確にあなたをサポートします。



「目を閉じて、しばらくの間プレゼンスにつながります。呼吸とともに深いプレゼンスの中に入りましょう。プレゼンスに在るとき、あなたは愛です。その愛が無限に広がっていきます。内側にも愛が広がって身体をも包み込み、慈愛を与えてくれます。プレゼンスと愛。それらとともに過去に向かって行き、そこであなたは小さな子どもを抱っこしてあげます。愛と思いやり、純粋な受容で抱擁すると、その子どもはリラックスしてきます。その子は、ずっとそうやって自分を受け入れてほしかった。過去の子どものもとに行って、その子がどうであれ、無条件の愛で抱擁してあげます。そうするとあなたのプレゼンスで、その子どもは安堵します」
レナードによるインナーチャイルドの瞑想の導入より一部抜粋

京都サンデーワークショップにて。インナーチャイルドのワーク