恐怖が湧き起こったときに支えになったレナードさんの教え

レナードさんの本に出会って4年以上が経ちました。日本でのワークショップ、リトリートにはできる限り参加させていただいています。レナードさんの言葉、教え、本それらは私の心の支え、生きていく上での辞書です。

今年の7月に起こった事です。突然の血尿、二度見する位の大量の鮮血がありました。じわじわ上がってくる恐怖、いったい何処からの出血なのだろう?この恐怖は今まで味わってきたどんなものとも違っていました。それは得体の知れないとても怖い感覚でした。

恐怖の只中にいた時に真っ先に手に取ったのが、数ある本の中でもレナードさんの「今この瞬間への旅」でした。

それから4日目の朝2度目の血尿があり、その二日後3度目の血尿。一回目の翌日病院に行きました。xーp CTをとり尿の中にがん細胞がでているのか、目に見えない血液がでているのか、その検査を受け次回の来院まで2週間以上ありました。仕事に行っていても、いつもいつも得体の知れない恐怖が私にまとわりついていました。心の底から笑えていない自分がいました。

私はその恐怖が上がってくるたびにそれをじっと感じていました。その恐怖は私にいろいろな事を言ってきました。「何処からの出血だろうね? もしかしたら癌かもしれないね」私はそのおしゃべりに気づいていました。

レナードさんの教えを知る前だったら、出てくる恐怖と一体となりそれを忘れる事が出来る事だったらなんでもしていたと思います。しかし、私はその恐怖を、分析する事はしませんでした。何故ならそれは、私には4年間真剣に取り組んできたレナードさんの教えがあったからです。

レナードさんの本の中にこの様な一文があります。
「感情を意識的に体感するには圧倒的すぎる時、私達は感情を抑圧する。
そうする事によって私達は自分自身をさらに無意識の状態へと導いてしまう。」とありました。

だから私は意識的にとても意識的にこの恐れという感情を自分から進んで感じる事にしたのです。マインドを使って恐れが言ってくることを信じてしまえば、心の世界に入っていってしまうからです。1人の時間が私にはとても必要でした。

あと、もうひとつ私の背中を押してくれた一文ががあります。
「あなたの過去そのものが、すべて影のようにあなたの背後を歩いています。あなたはこの生涯をかけて、目覚めの道をこれまで以上にさらに先へと進むべきなのです。すると、あなたの過去世のすべてのアイデンティティー達もあなたと一緒に前進します。」

この一文は私をとても奮い立たせてくれました。ただこの様な事が私に起きたのです。でも、「今この瞬間」には何も問題はないのです。この違いはただ適切に対応すべき状況があるだけです。だから私は病院に行き検査をし、原因を知るのです。

するとひとつの答えの様なものがきました。それはどちらの結果でも私は大丈夫というものでした。どちらというのは、「大丈夫です」と言われても「癌です」と言われてもという事です。この「大丈夫」の声はとても静かな声で何かのイメージなどは全くなく沈黙していると聞こえてきました。

「大丈夫…」その声は今でもずっと私と一緒にいてくれています。結果はまだ出ていませんが、大丈夫です。
これまでは結果が出る前のプロセスです。そして今、結果が出ました。大丈夫でした。とてもきつい体験でしたが、私を内側に内側に向かわせてくれたとても貴重な体験に心から感謝しています。(50代 女性)